この検定制度は日本遮水工協会が関与する遮水シート施工工事で使用する融着機の機能が維持・管理されているかを証するために制定されたものです。
遮水システムの性能と信頼性は、材料、施工管理、施工技能が相まって発揮されるものですが、 これらについて標準化を行い、その目的を達成するものです。 建設工事で用いられる機械については法により定期点検が定められていますが、 融着機の点検・検定制度は制定されていませんでした。 そこで、日本遮水工協会として自主検定制度を策定・導入し、機材という側面から遮水システム の性能と信頼性の確保と向上に繋げていきます。
検定は日本遮水工協会の基準に従い、下記4項目に対して実施されます。
・外傷・・・機能上の欠落・欠損は無いか ・速度・・・デジタル表示と実測値が一致しているか ・温度・・・デジタル表示と実測値が一致しているか ・圧力・・・設定値と実測値が一致しているか
・融着機の性能・機能が適正に維持されていることが、第三者によって 証明されます。 ・速度・・・デジタル表示と実測値が一致しているか ・施工技能検定を使い慣れた機材で受験することが出来ます。 ・個々の点検・整備の目安にすることが出来ます。
1.融着機検定制度の開始について(PDF) 2.制度の詳細 3.検定依頼書のダウンロード(PDF)/( 依頼書記載例) (2021.05.07更新) <参考1> 検定済証書と印(ラベル) <参考2> 検定実施機関(日遮協認定工場)について(2018.3.26更新)